不思議な奇数について 坊さんのどうでもいい雑学
奇数は仏教と縁深いんです。
3回忌、7回忌、13回忌など・・・。
またうちの宗派ではお線香は3本か1本。
3本が正式なんでしょうか?現在・過去・未来とか仏・法・僧とか言われています。
略式で1本。今はほとんど略式ですね。
ではなぜ奇数ばかりなのでしょう?
奇数は古代中国で聖数ということで縁起が良いと言われています。
また、陰陽五行説では奇数は陽とされています。
タイでは9がラッキーナンバーと聞きました。
昨年亡くなったプミポン国王はあちらでは「ラーマ9世」と呼ぶそうです。プミポン国王は非常に人気のある偉大な王様でした。ラッキーナンバーの力もあるのでしょうか?
また、カレンダーを見ると奇数はお祝いの日です。
1月1日は元旦、3月3日は桃の節句、5月5日は端午の節句、7月7日は七夕、9月9日は重陽の節句とみんなお祝いの日です。
(重陽の節句とは菊の花を愛でるお祭り。某天皇が菊花が好きだったからと記憶しています。)
偶数の重なる日は特に何もありませんね。
奇数は割り切れないことから不思議な力があるとされていて9が一番力が強いとされています。しかし日本的考えでは9は苦に通じるということで嫌われますね。だから9回忌とはならない。
以前、雑学の本で東京の目黒雅叙園の百段階段は実は九十九段と知りました。
9が力が強いためと思われます。
アメリカの野球でもラッキーセブンとかありますね。
それもあって僕は奇数が好きです。そこまでは気にしませんけど(笑)。
以上不思議な数字のお話でした。
栗よりうまい13里 坊さんのどうでもいい雑学
以前、法事の後小学生に「栗よりうまい13里って意味わかります?」と聞かれました。
最初何を言ってるのか分かりませんでした。
なんでも学校で問題として出されたのだが誰に聞いても分からなかったとのこと。
お坊さんは物知りのイメージがありますから聞いてきたと思います。
僕も歴史や古いこと、ことわざなどが好きなのですが残念ながら分かりませんでした。
「住職(父)なら何かわかるかも!」と言ってみました。
父は趣味が俳句だったり時代劇が好きなので何か知ってるかも?と思いました。
小学生とお父さんを連れて父に聞いてみると、
「13里ってのは芋のことだよ、さつま芋。川越が江戸からちょうど13里くらいだから。」
そうなんです、川越の名物といえばさつま芋。僕も子供のころ干し芋が大好きでした。
このお子さんは川越の子だったんですね。
栗と九里、がかかっていたんですね。で、江戸から川越がだいたい十三里。
九里、より(四里)うまい
父の博識にはかないません(笑)。
「トラベルコ」×ANAのダイナミックパッケージ旅作クーポンをご紹介
最近お気に入りのトラベルコを色々見ていたらこんなものを発見いたしました。
リンクをクリックするとANAのページですね。
皆さんご存知と思いますがトラベルコは旅行比較サイト。
最近CMもやっていましたね。
国内・海外航空券やホテル旅館・ツアーの予約ができる価格比較サイト。
とても便利で最近よく見ています。
国内外の350以上の予約サイトと連携とあります。メニューも沢山ありますね。
さて先ほどの続き
ついさっき22日にこれに気がつきましたが20日から予約期間とありますね。
これって使い方によってはかなりお得なのではないでしょうか?
2名さま以上からの利用みたいですね。
おっとこちらは終了になっていますね・・・。
前からあったんですね。気がつかなかっただけか(笑)。
クーポンの使い方はこちらをクリックすると
色々手順が書いてあり、注意事項も書いてあります。
こんな感じなのですがわかりましたかね?
皆さんご存知の件でしたかね?不慣れで申し訳有りません汗
フォー ポイント バイシェラトン バンコク スクンビット15 のご紹介
昨年3回バンコクに行きましたが、8月下旬にはこちらに5泊いたしました
すぐ右が有名なフーターズがあります。軽食もあるバーですね。
セクシーなタイガールがいますがめちゃ高いです。ファラン(白人)ばっかり。
ホテルのすぐ前にATMがありとても便利です。
チェックイン時フロントのお兄さんがとても親切でエレベーターの前まで案内してくれました。プールウイングとガーデンウイングがありプールウイングでした。
ガーデンウイングにはフィットネスルームがあるようです。プールウイングですが残念ながらプールは行きませんでした。一人ですからね・・・。
部屋に入るとこんな感じです。
ビジネスデスクが広くて便利でした。
キングサイズベッド 一泊9000円ほど。一人で泊まるには贅沢。
アソーク駅から徒歩10分ほど。ソイ15です。
有名なターミナル21なども近く大変便利です。
嬉しいバスタブ付きです。疲れた時はバスタブに浸かりたいですね。
扉を開けると部屋が見えちゃう謎の作り。
シャワーは残念ながら固定式
冷蔵庫はこんな感じ。
上の冷えてない水2本が無料です。
セーフティBOX
窓からの残念な景色(笑)。
某ホテルも目の前。
利用しませんでしたが1Fのレストラン
メニュー豊富で好評なようですが高いですね・・・。
ランチ480B 100Bおよそ300円ですから1440円ぐらい?
物価考えるととんでも無いですね(笑)。
まとめ
ご存知の方もおられると思いますがこの辺は都会のど真ん中で駅もすぐそばでどこに行くにも便利です。
ホテルの目の前にはタイマッサージ屋、両替屋もあり助かります。
マッサージ屋は外国人値段ですが。90分500Bほどです。
汚いんですがローカルタイレストランもあります。
ターミナル21、ロビンソン(スーパー)、ランドリー、日本食屋そしてフーターズがあります。おすすめの地域です。
あ、すこーしホテルの壁が薄いですのでご注意!
ちょっとだけフーターズ。
ありがとうございました。
軽い気持ちで病院に行ったらいきなり3週間入院することになった話
突然ですが私、3月6日から3週間入院いたしておりました。
病名は重い糖尿病で「ケトン体」というものが出てしまったため。
最初僕は重大と考えず診ていただいた先生に失礼な態度をとってしまいました。
申しわけありませんでした。
ちょっと難しいですね。
入院してしばらくして配られた治療方針の書かれた用紙には
「糖尿病性ケトアシドーシス」と、ありました。
こっちの方がわかりやすいですね。
この日3月6日、僕は東京にお泊りで遊びに行こうとバッグにお泊りセットを詰め込んで家を出ました。しかしなんとなく体調が気になるということで一応病院に寄って行こうと思いました。備えあれば憂いなし。
実はうちは母糖尿 祖母糖尿 曽祖父糖尿と糖尿エリートの家系。
夏に体調不良があった時もこの病院を受診しておりその時も糖尿ということで薬を処方されていましたが血液検査の採血がいやで憂鬱なので通院していませんでした。
3年ほど前にも異常に喉が乾くということで別の医院で糖尿の薬をもらっていましたがその医院が1年ほど前に急に閉院してしまいそれっきりになっていました。
身近に糖尿病である母がいるためにかえって糖尿病を甘くみていました。
この日も病院に行き採血と尿検査。しばらくすると担当の先生から「検査の数値が悪いから糖尿専門の先生に診てもらいます」とのこと。
当時の私はなんのこっちゃ。そんなんでわざわざ呼び出すな、と思いました。その後さっき採った血液を再検査するということでまた待合室で待ちました。もう夕方です。
またしばらくして夏にも診ていただいた院長先生の診察。糖尿の専門だそうです。僕は早く薬を出してもらって東京に行きたいと思っていました。ホテルももう予約済みです。
先生「ケトン体が出ている。入院か通院して点滴。」とおっしゃいました。びっくりしました。
先生がおっしゃるにはこのままだと「いきなり朝冷たくなってた」などということもあるそうです。
入院は嫌なので通院しようかとも思いましたがこの際しっかり治した方が良いと思い入院を選択しました。このまま入院です。
先生が看護師さんに車椅子を持ってくるように言います。運動禁止だそうです。僕は余計にびっくりしてしまいました。そして「2・3日絶食」と言われました。
この後入院時の諸注意の説明があり心臓・心電図などの検査があり病室へ。この間車椅子で看護師さんに押されて移動でした。重体じゃん俺・・・。
病室について看護師さんに色々説明されて点滴。先ほど先生からインシュリンの点滴をすると説明がありました。
4日ほどこの状態でした。24時間点滴。入院したことのない方には考えられないでしょうがまあシンドいです。しかし無我夢中だったので耐えられました。また点滴を交換するタイミングで「血糖」の検査がありこれが辛かったです。指先からホチキスみたいな感じでパチンと針を刺して血を出します。まあこれもだんだんに慣れます。
またオシッコをトイレに置いてある甕に貯めるように言われました。ケトン体などのチェックをするようです。これは退院まで続きました。珍しいので甕の写真を撮ろうかと思いましたがあまり綺麗なものではないのでやめました。
あとはしばらく絶食。
2・3日絶食とのことでしたが入院して2日目の夕食からおかゆが出ました。一週間ほどおかゆでした。この時看護師さんからも配膳の方からも何も説明が無くいきなり食事が出て来て僕は説明の無いことで看護師さんに不信感を持ちました。この不信感は病棟を移るまで続きました。
4日ほどで夜の点滴は終わり昼間だけとなりました。昼間の点滴は一週間ほど続きました。血糖の検査も朝・昼・晩の食事前になり、血糖値によりインシュリンの注射が行われました。点滴をしていると寝返りもうてなかったし大変でした。
点滴をしていると血液が逆流し管の中で血液が固まってしまいそれが血管に入ると詰まって危ないと2度目の逆流の時に言われました。最初は言われませんでした。また深夜に点滴が空になっても朝まで看護師さんが見廻りに来ませんでした。
が、看護師さんもかなり忙しいようで疲労されているようでした。今ではもちろん看護師さんに感謝しています。
1週間を過ぎた頃ご飯も普通のご飯になり、栄養士さんが病室に来られてご飯の食べ方などの指導がありました。やはり野菜から食べると血糖の急激な上昇を抑えるそうです。またタンパク質を摂るよう言われました。入院中は一日1600キロカロリーに計算されていて3週間で3キロ痩せました。もちろん間食禁止、自分で調味料を足すのも禁止でした。食事も治療の一環ですからね・・・。でも塩分の摂取は特に制限されていませんでしたから味付けは美味しかったです。
このような病室に3人でいました。しばらくして病室を移動、4人部屋。
2週間ほど過ぎて別の病棟に移動、4人部屋に一人でした。やっぱり一人だと気楽です。
入院中は色々検査もありましたが結果の説明が全くありませんでした。
点滴が無くなってからは全く退屈でした。ツイッター、某動画配信サイト、また友人がダウンロードしてくれた映画などを観ていました。たまにテレビ。ちょうどWBCや相撲がやっていました。
電気製品の使用には許可が要り入院して4、5日で申請、即日許可されました。
3月頭に東京で中古のMacBookを買ったものを持って来ていたので使ってました。
まるで入院するために買ったかのようでした。
ちょうどお彼岸の時期もあり入院して2週間ほどで初の外出、2日連続でした。
外出して感じたのですがめちゃくちゃ体力落ちていてショックでした。お経の声が出ない・・・。この頃から少しづつ腕立て伏せや腹筋を始めました。全然やってませんでしたからね。これをきっかけに体質を改善したいです。
あんまり暇なのでコンビニ寄ったついでに東スポを買って久しぶりに競馬も復帰してしまいました。全く当たりません(笑)。
また、この頃先生からお話があり当初20日ほどで退院の予定でしたが自分で血糖の測定、インシュリンの注射を覚える必要があるため慣れるまで入院した方が良いということで結局28日退院予定ということで3週間の入院となりました。
朝・昼・晩の血糖検査 朝のインシュリンの注射を自分でやるようになりました。
これは今でもやっています。朝食後の薬もずっと飲んでいます。
こういうやつですね。テレビでたまにやっていますが小さな子供でもできるようになっています。簡単ですぐに覚えました。最初は看護師さんに見てもらいながらやりました。
入院してから2週間ほどで病棟を移りました。新しい病棟は急性期を過ぎた退院間近の人の病棟ということで若い看護師さんが多かったです。女性の可愛い看護師さんも沢山おられましたが男性の若い看護師さんもおられました。ロン毛のイケメン看護師さんも居ました(笑)。
看護婦さんとなんとか仲良くなりたかったのですが若い看護婦さんと話すようになってからは一週間、担当の方はいるようでしたが色々な看護婦さんが入れ替わりで皆さんマスクをされていてお名前を覚えるまでにはなりませんでした。
それにやっぱりお忙しそうですしね・・・。MacBookに興味のある看護婦さんに色々話しかけていただいたのは良い思い出です。
3月28日満を辞して退院しました。退院の時にはナースセンターに行って挨拶をしました。色々話そうとしたのですが感極まったのとこれからの不安で全然喋れませんでした。もちろん前の病棟でも挨拶しました。
まとめ
入院中には皆様にもツイッターで構っていただきありがとうございました。
大変励みになりました。入院快適でした。
改めてお礼申し上げます。
退院してからもとにかくご飯を減らすとこということで炭水化物を減らしています。
また、牛乳なども良いそうです。サラダもできるだけ食べています。
昼は普通に食べて良いと言われています。夜は抑えるようにとのこと。
マイラーの皆さんは沢山食べられるのでご注意を!(笑)。
気になる入院費は3週間で5万円以内でした。安くてびっくりしました。
食事・検査なども全て込みです。私、国保ですから3割負担。会社員の方はもっと安いのでしょうか?65歳以下は入院費があまり高くなり過ぎないような手続きもありましてそれも申請してありましたが。
今でも、朝・晩のご飯前の血糖測定と朝食前のインシュリン、朝食後の服薬をしております。退院して3週間、生活リズムも乱れて来て胃袋の大きさも戻って来てしまいました。
闘病はこれから。
坊さんが三島由紀夫に影響されて憧れのワット・アルンとバンコク3大寺院巡りをした話
去年8月下旬にバンコクの三大寺院巡りをしました。
二十歳の頃読んだ三島由紀夫の「豊饒の海 4部作」の第3巻「暁の寺」を読んだ時から遠いバンコクの地に思いを馳せていました。
三島由紀夫の文章で熱帯の都バンコクが非常に幻想的に描かれていました。
三島文学は難解ですがこの豊饒の海4部作は三島最後の作品で三島文学の精華と言われています。難解なのでなんどもなんども読みました。特にこの暁の寺は仏教の「輪廻転生」そして「空の論理」について書かれており大変影響を受けました。
豊饒の海というのは月の地名からきてると何かで読みました。
ワット・アルンの「大仏塔」です。いい写真が撮れました。
今回初めての一人海外でした。
安いツアーということで「VELTRA」から「ウェンディツアー」にお願いしました。
日本語ガイド 車の送迎ありで1440Bと記憶しています。
三大寺院(ワットプラケオ・宮殿・ワットアルン・ワットポー)の拝観料込みです。
チットロム駅近くのインターコンチネンタル バンコクで集合です。
他のツアーの待ち合わせ場所にもなっていて凄い人でした。
ガイドは日本語がまあまあなサンディーさんでした。この日の参加者は僕だけということでガイドさん貸切でした。もちろん男性です(笑)。
まずはワットプラケオ(エメラルド寺院)です。王室守護寺院。
一番格式の高い寺院とされています。ガイドさんからスリに注意と言われました。観光客がめちゃくちゃ多いです。ほとんど中国人。
プラ シー ラタナー チェディという仏舎利塔です。
仏舎利というのはお釈迦様の骨や歯のことでそれを祀っているのが仏舎利塔です。
世界各地の仏教国にあり日本にもあります。仏教の経典を祀ってる場合もあります。
ちょっといいページが出てきませんでした。
王宮寺院ということでかなり広いです。暑くて喉が渇きますのでぜひペットボトルの水を持参されることをお勧めします。当日は曇りでガイドさんは「涼しい」と言っていましたが(笑)。
エメラルド仏の収められてる建物内は撮影禁止。土足厳禁。帽子も取った方が良いでしょう。タンクトップ・短パンも禁止。
エメラルド仏は遠くの高いところに鎮座し地元の人々がお祈りしています。
ここの仏様は年に3回着替えるそうで衣を纏っています。国王が直々に着替えさせるそうです。確かお経を唱えてるタイのお坊さんが数人いたと思います。
顔が猿で体が鳥。神様の使いだそうです。
一通り建物を見ると次は周りの回廊に描かれている有名な壁画を見学。ざっと見る感じで写真は撮りませんでした。タイの神話が描かれています。
建物には中国の影響、宗教的にはインドのヒンドゥー教の影響が強いです。
早足のガイドさんに連れられて今度は王宮です。
自撮り棒を持った中国人でいっぱい(笑)。
結構大きいですが個人的にはあまり関心がありません(笑)。
もちろんタイ王室には敬意を持っていますが。
右端に写っているオレンジのポロシャツの人がガイドさんです。
この写真の門の外にも建物があり王室のお葬式に使う建物がありガイドさんが「国王が亡くなると一年間お通夜をする」と言っていました。この時はラーマ9世(プミポン国王)はまだ健在でした。
王宮を出てチャオプラヤー川を渡ります。この船着場結構揺れます。
川の水は濁っています。ガイドさんに聞くとナマズなどがいるとのことでした。
ここの船着場に行く前の通路で強烈なデジャブを感じました。前世はタイ人かもしれません(笑)。
すぐにワットアルンが見えます。残念ながら改修中ですね。
スマホで話してる坊さんがいました・・・。
これツイッターのアイコンにしようかな・・・(笑)。
ワットアルンに到着しました。思ったよりこじんまりとしています。
有名な大仏塔が改修中のためか観光客は少ないです。
この塔登れるのですが手すりも無く怖くて登れませんでした。かなり急角度です。
大仏塔の周りにも塔があります。
今ではワットプラケオにあるエメラルド仏はもともとチェンライにありこちらにも安置されている時期がありここにエメラルド仏を安置した時に夜が明けたため「暁の寺」と名付けられたとガイドさんに聞きました。長年の疑問が解けて感動しました。
ちょっとセクシーな彫刻がありました(笑)。
本堂のような仏像の安置されている場所です。地元の人でしょうか?
小説「暁の寺」でお姫様「ジン・ジャン」の幽閉場所とされている「薔薇宮」を連想するのにピッタリの女性的な印象を与えるお寺でした。ワットプラケオ・ワットポーに比べるとかなり印象が違います。地味というか落ち着いているというか・・・。
お天気が悪かったのですが粘って写真を撮りました。この写真がお気に入りです。
他はあんまり見るもの無いかな。数人の白人さんがいました。
確かこれ「大仏塔」と記憶していましたが自信が無くなってきました・・・(笑)。 塔の表面のキラキラは中国から輸入した陶器の破片だそうです。当時の中国は世界に冠たる文明国ですからね。中国製品が自慢だったのでしょう。
境内で民族衣装のコスプレをして写真を撮ってる女性がいました。
あまり見るものも無くまたチャオプラヤー川を戻ります。
割と揺れます。
涅槃仏で有名なワットポー見学。ここはタイマッサージの総本山としても知られています。タイで最初の大学はマッサージの学校と聞きました。境内でマッサージも受けられます。
横に長いです。建物が狭いので写真が撮りにくい・・・。
ちなみに東南アジアや台湾の仏像は金ピカなイメージと思いますがこれが本来の姿とされています。悟りを開いた人「仏陀」になると様々な身体的特徴が現れるとされています。
例*髪の毛がパンチパーマのように丸まる 手が長くなる 足の裏に模様が現れる、など。
仏の32相、と言われています。ですから金箔が剥がれると塗り直します。日本人からすると適度に金箔が剥がれている方が古そうでありがたみがあります。
この時は残念ながら足の裏は修理中でした。これは表の待合所にあったポスター。
これだけで仏そのものを表すこともあります。
涅槃仏のある建物にあった柱の孔雀の彫刻。孔雀はインドで害虫を食べると考えられていて転じて仏を災いから守るものとされています。漫画の「孔雀王」はそこから来ていて悪いものを退治する物語となっています。
仏様の前に仏様・・・タイ人どんだけ仏好きだよ!(笑)。
ちなみに皆さんご存知と思いますがこの「寝釈迦」「涅槃像」というのはお釈迦様が「入滅」つまり亡くなる時の様子を示したもので有名なエピソードです。
お釈迦様は80歳で亡くなられていて信者から寄付されたキノコ(一説には豚肉)を食べて食中毒で亡くなったとされています。この時自分を責める信者をお釈迦様は慰めたと言われています。「人間はいつか死ぬ。これはただのきっかけに過ぎない。」
この時北枕で右側を上にしていたと伝わっています。亡くなった僕の祖母によると「心臓を上にしていると楽」なのだそうです(笑)。
涅槃仏の前に有名な鉢がありました。108つ有るそうで小銭を購入して一つ一つに入れていききっちり入れられたら煩悩が消えるそうです。いくつか体験記を読みましたがきっちり終わったという話を聞いたことがありません(笑)。
表に出るとムスリムの女性がいました。バンコクでは意外とムスリムの方を見かけます。マレーシアとかから来ているのでしょうか?イスラム教では偶像崇拝は禁止されていますから珍しいでしょうね。
まとめ
こんな感じで三大寺院観光は終わりました。この後帰り道で雨が降って来て大変でした。ちょっと駆け足でしたがやはり日本語ガイドがあって良かったです。
またタイの方の本当に信仰熱心な姿に大変感動いたしました。
念願のワット・アルン参拝ができて本当に良かったです。
タイなどの南伝仏教(上座部仏教)では人生で一度は出家するのが人生の理想とされているそうです。仕事を辞めて時間のできた時期などに修行に入るそうです。
南伝仏教では「悟り」、自分自身で悟ることが非常に大事とされています。(悟りを開く)
しかし誰でも簡単に悟れる訳では無く、ものすごい時間、努力が必要です。仏教における最大命題は「悟り」であって全てはそのために存在します。時間の存在でさえ悟りのためのものであって悟るためには「生まれ変わり(輪廻)」が必要です。
お釈迦様でさえ生まれ変わりを経験して悟ったとされていてその間にはとてつもなく長い時間ととてつもない「善行」の積み重ねが必要だったと言われています。
「生まれ変わり(輪廻)は時間の存在そのもの」といえば少しはご理解いただかれるでしょうか・・・?
中国から日本に入って来た北伝仏教では「阿弥陀如来」の存在のおかげで誰でも(簡単に)極楽に行けるとなっています。しかし南伝仏教(上座部仏教)では「自力」での悟りが(絶対に)必要であり時間・その他のものは全てその「悟り」のために存在します。悟りを得ると「輪廻」から逃れて「解脱」することができます。他に「救い」の道はありません。
このため三島由紀夫の生まれ変わりの物語には南伝仏教の地で有る「バンコク」が登場します。インドはヒンドゥー教ですから。
Amazonの書評を見るとなんでバンコクが登場するかわからないという方もいますね。
南伝仏教の「輪廻」が必要なためと思います。
ちなみに輪廻の主体は「阿頼耶識」であって魂ではありません。実は仏教では「魂」というものを「絶対に」認めません。一般的に「魂」と言ってるのはわかりやすくするためです。阿頼耶識に「前世の記憶」はありません。小説「豊饒の海」で本多が見ていたものは全て「幻」です。
https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=阿頼耶識
阿頼耶識自体は善でも悪でもないとされています。
まだ「豊饒の海」をご覧になってない方はぜひ読んでみて下さい。認識(現実)の不確かさに迷って下さい(笑)。
読んで下さりありがとうございました。
回顧 2015年にマニラの世界遺産の教会を見学した思い出
治安が悪くて皆さんに不人気のフィリピン
実は今までに2回訪問しています。しかも治安が悪くて有名なマニラ。
実は僕もマニラでiPhoneをスられてます。
ですのであまりお勧めしませんが・・・。
世界遺産のサン・オウガスチン教会に行って来ました。
またまた友人と一緒です。友人のガールフレンドもいます。
イントラムロスというスペイン統治時代のマニラ最古の地区にあります。
当時はここ一帯がマニラそのものだったようです。
ちょっとサンオウガスチン教会のウィキが見つからないですね・・・。
左が教会で右側が博物館。600ペソ払ったと記憶しています。
古そうなものが沢山展示されています。
アジアで古いキリスト教の教会は貴重と思います。
博物館の中庭です。記念撮影中ですかね?
中庭別角度 南国らしいですね
謎の扉
ここからいよいよ教会です。博物館もガラガラでしたがこちらも・・・。
天井が特徴的
中から振り返って入り口をパシャり
教会を出てリサール公園から街並み
近くのコンビニにはストリートチルドレンとちゃんと制服を着て学校に行っている子供が混在していました。しかし彼らの人生は交わることがないのだろうなと思いました。
貧富の差がはっきりしていますね。
確かこの左のほうに小学校がありましたが撮影は何となくはばかられました。この右手がリサール公園です。
感想
アジアでキリスト教の教会はやはり貴重に思いました。しかも古い。16世紀頃のものでしょうか?(ガイドさんがいなかった・・・。)
残念ながらタイのように熱心にお祈りしてる人はいませんでした。
アジアで教会が有名なのはあとはマカオとかでしょうか?
山口の有名な教会は修学旅行で行きましたが。
マカオも行ってみたいです。