お坊さんへのリクルート 坊さんのどうでもいい雑学
就活って何?いつやるの?
何となく知ってはいますがお寺の長男として生まれた僕は就活はしませんでした。
今のほとんどのお寺は世襲制です。
僕の大学の同級生にはお寺の子では無い「一般の家庭」出身の子が何人かいました。
「一般の人」がお坊さんになるにはどうする必要があるのでしょうか?
簡単にですが書きたいと思います。
ご存知でしょうか?今、お坊さんの世界は基本的に後継者不足です。
「お坊さんはお金も稼げるし楽でしょ?」と思われるかもしれません。
ですが現実は・・・。
先日大学の同窓会があったのですが参加者の半分は副業を持っていました。
会社などに勤めたりして合間にお坊さんをしています。お坊さんだけで食べていけるのは恵まれているのです。
曹洞宗では約35%が「後継者がいない」そうです。
僕の記憶ではもっと少ない宗派もあります。意外と宗派によって様々だったりします。
色々と理由はありますが田舎の過疎地では檀家さんも少なく充分な収入が無いというところもあります。
若い時から決まったレールの上を歩き、自由な職業も選べない。周囲の目も厳しい。
それでいて収入が充分でないとなると後継は厳しいですね。もちろん収入の良い都会のお寺は人気です。
しかしどんな職業も色々と問題があります。今時でも「お坊さんになりたい」という人はいます。しかし、どうしたら良いのか?分からない世界かと思います。僕の友人の例を見てみましょう。
うちの宗派はかなり保守的なので参考程度にして下さい。
友人のAは中学生の時にお寺に入門しました。彼の出身地域は中部地方の某県。信仰深い土地でした。色々理由がありましたが「お坊さんに憧れていた」らしいです。
田舎でも大きいお寺の「小僧」として下積み生活を始めます。「小僧」を経験しなかった友人もいましたがやはり親戚のお寺の「弟子」になることから始めました。
やはり簡単には入門されられません。しばらくは様子見でお寺の雑用・庭掃除・または和尚さんの代わりにお経を読む等してなかなか苦労の多い経験だったようです。
もちろんお経や木魚、鐘のつき方などもこの時期に覚えます。程なく入門の儀式があったようです。
高校も基本的には学校が終わると帰宅して雑用。学費は和尚さんが出してくれたそうです。食事は近所のおばあさんが用意してくれましたが基本、質素なものだったようです。自由はありません。
大学になると和尚さんの元を離れて一人暮らし。彼は同い年の「兄弟子」がいたので二人でマンションを借りていました。ロフト付きの部屋に二人暮し。
学費・家賃・生活費も出してくれました。和尚さんも老齢で弟子が可愛かったようでAは度々、和尚さんに生活費の追加をねだっていました。まあ今まで質素に暮らしていましたし何か用事があれば地元に呼び戻されますからね。不自由だったとは思います。
4年間の学生生活が終わると修行です。もちろん和尚さんの負担になるので留年はできません。修行は最低1年。3年くらい行くことが多いですね。
某宗派では最低半年から1年。僕はいとこにもお寺の子がいますが毎年30日から60日程度の集中した修行を何年かかけてしたそうです。修行の無い宗派もあります。
その代わり数日間の「研修」を何年か受けるようです。
この頃から知り合いのツテを頼って自分が修行後に入るお寺を探します。もちろん地元の和尚さんも探してくれますが細かい条件などもありますからね・・・。
ちなみにAの地元の和尚さんのお寺に後継するには15年くらいの修行が必要で今でも代々独身です。もちろん後継になれる保証もありません。
こうして後継のいないお寺やお寺の「お婿」になる場合や「尼さん」のお寺で尼さんが独身で結婚のつもりの無いお寺に入ります。
が、そこは人間同士。うまが合わないとか色々あり最初に入るお寺で決まるとも限りません。3人のうち2人は違うお寺に移動しました。先代との人間関係や檀家さんの反発もあるようです。急に知らない人が来るわけですからね。お互いにストレスでしょうね。
まとめ
今は本当にお坊さん業界は人手不足です。うちの仲の良いお寺さんも娘さんが尼さんになりましたがなかなか苦労が多いようです。
お寺の人手不足は割と以前から問題になっており最近は女性にも門戸を開いています。
真宗大谷派(東本願寺)などではかなり昔から尼僧も男性と同列の扱いをしていたようです。最近も京都の某宗派のトップに女性がつきましたがちょっと記事が見つかりませんでした。京都では「尼さん体験」のお寺もあるようで以前にテレビで観ました。
また大きいお寺の「その他大勢」 のお坊さんになる道もあります。いわゆる「リーマン坊さん」。本山や成田山新勝寺や浅草寺などのお寺の職員として働く人もいます。
個人的には「一般の家庭」からお坊さんになる方は「真面目な」方が多いと思います。
立派なお坊さんになられた方も沢山おられます。
あなたもいかがですか?(笑)
恵比寿 Westin Tokyo EXECTIVE Club Loungeに行ってきました
一時期ウェスティン東京には毎月泊まってましたが・・・。
一年ぶりの再訪です。
17階でチェックインです。GWだったので混んでましたね。
もちろん軽食もあります
フルーツが多いですね。苺が小さかったのは残念。
すみませんなにスープか忘れました。たしかコンソメです。
ここから朝ごはん
だいぶ写真を撮る羞恥心が無くなってきましたw
ここのソーセージ大好きですw
まとめ
GWだったので残念ながら混んでましたね。
あとカクテルタイムには行けませんでした。
他にコーヒーがありました。
朝食にはもちろんご飯とおかゆがありました!
まあ静かに過ごすにはお薦めです。
中東など7カ国カタールと国交断絶 中東ってみんなイスラム教じゃないの? 坊さんのどうでもいい雑学
中東諸国で5日、大きな動きがあった。
サウジアラビアなど7カ国が、カタールとの国交を断絶すると発表した。
理由は、テロ組織や過激派を支援しているのが明らかになったための措置だという。
しかし、中東情勢にくわしい、高橋和夫放送大学教授は「(カタールは)天然ガスがたくさん出るということで、お金ができたので、アルジャジーラを作ってみたりだとか、世界的に目立とうとしているところがあって、周りの国から見れば面白くない」と話した。
さらにカタールは、サウジアラビアなどと敵対するイランと、ペルシャ湾で天然ガスの利益を共有し、友好関係を築いていることも、理由の1つではないかという。FNNより
正直、僕よりもイスラム教に詳しい人も多いと思うが若い時に独学で少しイスラム教を勉強してるのでできるだけ冷静に今回のことをわかりやすく書いて見たいと思う。
皆さんイスラム教徒といえばどんなイメージがあるだろうか?
自分には関係ない?禁欲的?髭面?モスク?お祈り?最近ではラマダンなどもかなり知られているのではないだろうか?
実は僕はイスラム教徒に好感を持っている。残念ながら世界史を学ぶ機会には恵まれなかったが、かなり前に様々な宗教が集まる会があってそこでムスリムの方達と一緒にお祈りする機会があった。彼らは強面だが物静かだった。そして会の終わりにはイスラムのお菓子をご馳走してくれた。大変貴重な体験で参加して良かったと思った。
中東情勢について詳しい人も多いと思うが反面さっぱり、という方も多いだろう。
今回の出来事は「一ヶ月前ほどからもめていた」らしい。
今回の件、背景にはイランとサウジアラビアの対立があるようだ。
出典:Global Times
地図を見てみましょう。中東のイスラム教は大雑把にスンニ派・シーア派に分かれています。派というのは考え方が違うと思って下さい。しかし小さな違いがあるだけで大きくは違わないようです。もともとは共存していました。
イランを中心としたシーア派とサウジアラビアを中心としたスンニ派。
しかし、カタールとイランは地理的にとても近い。
サウジアラビアにはもともとイスラム教の聖地であるメッカ・メディナがある。
イスラム教の預言者マホメット(ムハンマド)が産まれたのがメッカ。亡くなったのがメディナ。
イランにシーア派が多くなったのは16世紀ごろ。このころイランのエスファハーンはサファヴィー朝の首都で非常に栄え「エスファハーンは世界の半分」と言われるほど繁栄した。
あまり知られてないがアラブの人々は昔から商売上手で知られ、それこそ世界を股にかけて交易を行い非常に栄えていた。もちろん文化も豊かで学問も盛んで、中世ヨーロッパではキリスト教の僧侶たちは続々とイスラムに留学した。人気はスペインのコルドバでギリシャ哲学や聖書の読み方を学んだという。
中世、聖書はラテン語やギリシャ語で書いてあり難しくてあまり読まれなかったという。
最近のスンニ・シーアの争い
サウジアラビアでは2011年にシーア派による反体制運動が起こった。運動の指導者が死刑になるとイランのテヘランではサウジアラビア大使館が焼き討ちに遭う。
これは国交断絶にまで発展した。
これから後、サウジアラビアは国内の引き締めにかかる。
カタールについて
カタールは埼玉県ほどの経済規模ながらイランと共同でペルシャ湾の天然ガスの利益を共有していて友好関係にあります。
カタールが支援していると言われる過激派というのは「ムスリム同胞団」を指すとみられている。
ムスリム同胞団はイスラム法により統治された国家の確立を目標としている。
イスラム教は行動の規範が細かく決められていてその規範をそのまま国の法律に厳格に適用するべきという「過激派」がいる。その一つがムスリム同胞団。
カタールのアルジャジーラはその過激派たちを「煽動している」とみられている様だ。
そして先月、
カタールと各国の関係悪化の直接の契機は先月末、「イランはイスラムにおいて無視できない力を持つ」などとするカタール・タミム首長の「親イラン発言」が報じられた。
産経ニュース
と、いう報道があった。これがサウジアラビアの逆鱗に触れたらしい。
世界一の原油産出量を元にした大きな国力を持つサウジアラビアが子分のカタールを締め上げたといったところだろうか?
残念ながら詳しいことは分からないが今回の件は(元々宗派争いで仲の悪かったイランとサウジがイランに対する経済制裁解除に伴う石油産出量をめぐる争いがあるようだ。:追記)イスラム世界の主導権争いもあると思う。
まとめ
現在イスラム教に対する悪いイメージはキリスト教によるものという説があるくらいだ。
僕のイスラム教国に対するイメージは「文化が豊かで敬虔」である。
今回サウジアラビアが強硬な態度に出たのはアメリカとの関係改善もあるとみられている。アメリカは元々はソ連の南下を防ぐためイランを補助していたのだが。
トランプ大統領はイランを嫌っている様だ。
なんにせよカタール航空がかなりの打撃を受けているというなら残念だ。
6月7日追記
サウジアラビアは強大な国力を持つ上にイスラム教徒の聖地であるメッカを持っています。メッカ巡礼はイスラム教徒の夢であり巡礼に行ったものは「ハッジ」と呼ばれて尊敬されるそうです。聖地巡礼はイスラム教徒の重要な義務であり巡礼したい人は大勢います。
サウジアラビアを怒らせて国境を閉鎖されると巡礼ができなくなる。経済的にも宗教的にもサウジアラビアはアラブで優位と言えると思います。
火葬について疑問に思ったことはありませんか? 坊さんのどうでもいい雑学
仏教といえば火葬。ちょっと前までは田舎では土葬もありました。
今でもド田舎では土葬の許可が下りるかもしれません。
キリスト教国では基本土葬。これは将来またキリストがこの世にやって来て選ばれた人を復活させるのですがこの時拠り所となる肉体が必要なため。そして永遠の命が与えられます。これが天国。ですから「今」は天国は存在していません。宙ぶらりんです。
で生まれたのが「煉獄」。ここでみんなキリストが来るのを待っています。待合所ですね。
で、仏教といえばインド発祥。インドには様々な葬いの仕方がありまして。
水葬 よくテレビ見る、川などに流すやり方。
風葬 風に晒して風化を待つやり方。
鳥葬 文字通り遺体を鳥のえさとするやり方。
土葬 日本などで昔からある葬いかた。
火葬 お釈迦様が火葬されたと言われておりインドでは一番上級な葬りかた。
火葬されたお釈迦様の骨は(仏舎利)と呼ばれて弟子たちに分けられた。または各地の富豪、王様が欲しがって持ち帰り崇めたと言われています。これがのちに各地の「仏舎利塔」の元になったと思われます。
火葬にするとこで霊も肉体への未練を断ち切り、残された人も気持ちの区切りがつきやすいかと思います。
火葬となるとお金もかかりますし高度な技術も必要であまり高熱だと骨が崩れてしまいますね。
仏教徒としてはお釈迦様に習って火葬が望ましいということですね。
また最近日本でも増えているイスラム教徒は火葬を禁忌(タブー)とされており全国にイスラム教徒のお墓が増えて問題になっているようです。
まとめ
イスラム教もキリスト教も同じ神様を信じていますから土葬が必要というわけです。
山梨県の土葬ができる墓地にイスラムの皆さんが殺到しているそうですが宗教・習慣の違う人々に目くじら立てることなく寛容でありたいと思います。
墓地の開設には市町村の許可が要りますがイスラム用の墓地を作れば一儲け???
いやいやそういうことはすでに目端のきく人がやってるはず(笑)。
ANA国際線機内番組より 映画 「花戦さ」 明日6/3公開 僕が注目したのはアーティスト小松美羽さん
先日ANA国際線に乗った際ANAオリジナル番組でアーティストの小松美羽さんを知りました。
基本機内ではあまり映画は観ない僕。往路はマーティン・スコセッシ監督の「沈黙ーサイレンスー」を観ました。日本におけるキリシタン受難の時代を描いた作品。
まあ踏み絵と拷問のシーンが多かったです。エグいなと思いました。
復路は映画ではなくテレビ番組やANAオリジナル番組を観ました。
その中に映画「花戦さ」の紹介番組がありました。
映画「花戦さ」公式ページ
室町時代後半に活躍した華道池坊の家元「初代池坊専好」の物語。
「池坊(いけのぼう)」と言えば生け花の代表的な流派で京都の「六角堂(頂法寺)」の住職が家元を兼ねています。
初代専好は池坊の31世ということです。
この専好さんが安土・桃山時代の文化が爛熟した時代に活躍した姿を描ています。
京都・頂法寺六角堂の花僧で立花の名手・専好は、天下統一を目指す織田信長の前で花をいけ、居合わせた千利休らの心をつかむが、思わぬ失態が信長の怒りを買い、あわや打ち首に……。そのとき、軽妙な機転で彼を救ったのは、豊臣秀吉だった。そんな出会いから十数年。秀吉の治世のもと戦乱は収まり、専好と利休は無二の友として互いの道を高め合った。だが天下人となった秀吉の驕りは嵩じ、利休を自害に追い込み、専好を慕う町衆の命までもが次々と奪われていく。ついに専好は立ち上がった。手にしたのは、「刃」ではなく「花」。それこそが、専好にしか成しえない“戦さ”であった。
映画の時間「花戦さ」紹介ページより
池坊専好を野村萬斎さん、千利休を佐藤浩市さんが演じています。
千利休と言えば茶道の大成者で京都紫野の大徳寺で禅を学んだことで有名です。
池坊も仏様に供える「生花」から始まった華道の有名人。
この「道」と付くものには禅の影響があると言われています。茶道・華道・柔道・剣道などなど。
ちなみに時期の池坊家元も「専好さん」だそうです。女性です。
この映画の紹介番組で紅一点の森川葵さんが茶道体験などをされていました。
とても大変そうでした(笑)。
森川さんは天才絵師「れん」を演じていますが彼女が書いたとされる襖絵や絵画を担当されたのが「小松美羽」さんです。
エンタメ特化型情報メディア スパイスより
美人さんです(笑)。某スマホのCMにも出ておられましたね。
番組では彼女の製作した狛犬の焼き物が紹介されていました。
残念ながら僕は芸術は分かりませんがとてもダイナミックで生き生きとしていて迫力があります。僕は魅了されました。
エンタメ特化型情報メディア スパイスより
あの大英博物館に収蔵されているそうです。
神獣をモチーフとした絵を描かれているそうです。
機会があったら作品を生で見てみたいです。
劇中の絵もどのように使われているのか興味あります。
まとめ
「花戦さ」たまにテレビでCMしてますね。信長や利休、安土桃山時代も好きなので映画観てみたいです。野村萬斎さんも好きです。
TOHO・MOVIX系で明日6月3日から公開です。
邦画が好きなので楽しみです。
品川 THE STRINGS by INTERCONTINENTAL TOKYO 宿泊記
2017 ゴールデンウィーク後半に東京に行ってきました。
前半仕事がかなり忙しくお出かけしたかったんですね。
品川・東京方面は疎いためにTwitterで聞いてみました。
するとたかぽんさん(id:takagsx816)とびーすりーさん(id:B737-800_2K)からホテルを紹介されました。たかぽんさんからはグランドプリンスホテル新高輪、びーすりーさんからは今回宿泊したストリングスホテルを紹介していただきました。
宿泊サイトで口コミをチェックしてストリングスホテルに決定。
大森駅からアクセスが悪くタクシーに乗りホテルへ。東京のタクシー初乗り安くなってるんですね。まあでもタクシーの運転手は好きにはなれないですね。これをきっかけにUberを登録しました。
フロントの向かい側はレストラン、カフェスペースになっています。吹き抜けになっています。天井から光が入ってきて明るいです。
フロントもそんなに混んでなかったのですがなかなか進まない。僕の時もかなりチェックインが遅かったです。最近ホテルのチェックインで手間取ると気になりますね。
部屋はこんな感じ。狭いですね。今回ベッドと枕の柔らかさがかなり気に入りました。
特に枕がフカフカで最高でした。
シャワー、バスタブ。使用後で申し訳ありません。
シンク
AGRARIAって書いてありますが・・・。
ソーイングキットがありました。これは便利なのでいただいて帰りました。
翌日、フロント前のカフェでコーヒー飲んでみました。チョコがとても美味しかったです。コーヒーはたまにしか飲まないんですけどね(笑)。
とってもお洒落なスペースで僕の他はカップルばかりでした・・・。
お皿が汚れていたのが残念でしたね。
まとめ。
今回初めて泊まりました。品川駅からすぐ。駅に向かうところにコンビニもありました。まだまだ周りに何があるかわかりませんでしたが部屋には満足しました。
少し電車の音が気になりましたが。
もうちょっと安ければって感じですね。
読書感想 江戸の家計簿 磯田道史監修
先日コンビニで購入した本をやっと読了。
「磯田先生だ!」って勢いで買いました。
戦国時代の方が好きですけどね。
でもこれ磯田道史著じゃなくて監修なんですね。
https://www.amazon.co.jp/江戸の家計簿-宝島社新書-磯田-道史/dp/4800263360
テレビの情熱大陸でも特集されてましたね。若手の歴史研究家。
映画「武士の家計簿」の原作としても知られています。
テレビでも観ましたが本当歴史に夢中、って印象です。
内容的には武士、庶民、花魁、商人、農民、町人等の様々な職業の収入や様々な食べ物や着物の値段、旅館の値段、調味料の値段など。
あとは江戸の文化なども知れて楽しいです。
前から疑問だったのが小判の価値。様々な説があります。
1両=5、6万円とする説がありますが
1両=米1石=米180リットル=5、6万円ですが現在の米の価値が当時の1/5ということで大体30万円とのとこ。
1両=30万円
こちらの方が個人的には納得ですね。時代劇などを観ている感覚でも。
また、名奉行で有名な大岡越前の年収が2億160万と紹介されてました。
町奉行という役職は仕事も多岐にわたり相当に忙しかったようです。高級なのも納得って感じですね。
この本は途中に色々な方のインタビューが入っているのですがかなり違和感。蛇足って感じで飛ばしました。
また、巻末のあとがきに現代の政治に対する批判の言葉がありこれも違和感。
そういえば磯田さん先日は報道ステーションにも出演されてましたね。
本業だけやっていて欲しいです。
個人的には江戸時代の治安についても知りたいですね。世界でも異常に治安の良い現代日本の原型が江戸時代にあるような気がします。