アパホテル歌舞伎町タワーに泊まったら火事で避難した話

2018年 1月11日朝、歌舞伎町のアパホテルで火災があり避難しました。

 

朝9時前に突然室内に警告音が鳴り「火事です」の自動音声が流れました。

昨夜寝るのが遅かったのでベッドでうとうとしていましたがちょうど起きようとしていた時でした。

たまにある警報装置の誤作動かと思っていると「5階で火災が発生。鎮火したが念のために非常口階段から避難して下さい。」と非常に落ち着いた男性の声でアナウンスがありました。

「マジか」と寝ぼける頭で服を来て財布とスマホを持ち廊下へ出ました。

「煙ふせぐ〜んかタオルで口を抑えて下さい」とのアナウンスがありそのようにしました。

煙ふせぐ〜んとはアパホテルの客室のドアの裏に付けてあるビニールの袋です。

まさかと思いましたが念のために持ち出しました。

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開けてみました。

 

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実際被ってみると大きな袋で息苦しい感じもありませんでした。

 

さて廊下に出てみると24階ですが、焦げ臭い感じがあり「これやべえやつじゃん」と焦りました。

 

非常口のドアのロックを解除して階段で下まで。焦ってキーの閉じ込みをしてしまいました。

黙々と階段を降りていると清掃のお姉さんも出て来て一緒に階段を降りました。

 さすがに24階からだとなかなか着きません。

下に降りると誘導があり裏口からロビーの方に。

すでに警察・消防が来ていました。お疲れ様です。

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玄関前の広場にはすでにスマホでホテルの写真を撮ってる人が何人もいました。時代ですね(笑)。

 

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ロビー前で待機していると広場に移動して下さいと誘導がありました。

宿泊客が大勢いました。

 

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浴衣のまま降りて来た人、松葉杖の人、車椅子の人、アジア人、色々いました。みなさん落ち着いていてびっくりしました。裸足の方もいました。スタッフが案内をしていますがメガホンの声が小さくよく分かりません。お客よりスタッフがパニクってる印象。

寒いので向かいのファミマ店内に避難されている方も多かったです。

 

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20分後ぐらいには安全が確認できたということで皆さん部屋に戻られだいぶ行列も減りました。僕は鍵の閉じ込みをしてしまいフロントで鍵をもらうので最後の方まで待っていました。

 

途中浴衣でバスタオルを羽織っただけのカップルがエレベーターの列に列んだところいかつい白人さんが前に入れてあげていました。外国人はこういうのさらっとやりますよね。良かったと思います。

 

部屋に戻る時のエレベーターに乗ったら途中浴衣のおじさんが乗って来て何かと思ったら最上階の大浴場に行くようでした。凄い平常心だなと笑ってしまいました。

 

 

まとめ

無事にフロントでキーを受け取り部屋に戻ったのも1時間後くらいでした。

部屋に戻るとドッと疲れてしまいました。腰も痛い。

今回ホテルからは特に保証、サービスはありませんでした。

11時過ぎごろチェックアウトするとロビーで女性スタッフが2・3人で「申し訳ありませんでした」とお辞儀をしました。

今回の件で同じホテルはちょっと怖いですがアパホテルは場所が良いんですよね。池袋でも最近は良く使っています。

ただ今回も浴室に誰の物か分からない長い髪の毛が一本あり、清掃が悪いのは何とかして欲しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。